【作例有】風景からポートレートまで!まさに万能な白レンズ!EF70-200mm F2.8L IS II USM レビュー!

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キヤノンユーザであれば、圧倒的な描写力をもつ白レンズに、誰しも憧れます。

私も例外ではなく、白レンズに恋焦がれて、3年前に「EF70-200mm F2.8L IS II USM」を購入しました。48回払いで。

さすがは神レンズと名高いレンズ。本当に買って良かった!と思える一本です。

なぜなら、「景色の切り取り」が、とにかくやりやすいから。

標準域のレンズでいろいろ写真を撮ってみたものの、主題がはっきりせずボンヤリしてしまったり、人が入ってしまったりという事が多いなぁと感じてました。

私と同じように、漠然とした悩みを抱えている方も多いのではないかと思います。

しかし、望遠域の圧縮効果のおかげで、その悩みも解決ですw

さらに、新型の70-200mmが発表されたことで、今後II型の価格はどんどん下がって来ることが予想されます。

なので、改めて白レンズのレビューを書きたいと思います!

ちなみに、作例も多めに載せてますので、作例だけ見る方は少し下にある目次から飛んでくださいねー!

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景色を切り取りたくて購入


写真は引き算といいますが、EF70-200mm F2.8L IS II USMは望遠なので、1つの被写体にフォーカスした写真が撮りやすいです。

たとえば、季節もの(桜の花、紅葉のクローズアップ)、ポートレートなどの人が主題となるものですね。

これまで持っていたのは、レンズキットで付いてきた標準域のEF24-70mm F4Lだけでした。

標準域って、バシバシ撮りやすいんですけど、紅葉シーズンなどで人が多いところでは少し難しかったりします。

  • 標準域だと、どうしても人が入ってしまう(引き算できない)
  • 高い位置にある紅葉を撮影した時に、主題が分からなくなる

そんな悩みをずっと抱えていました。

そこで、望遠ラインナップである白レンズを購入したみた、というのが今回購入した経緯です。


この写真では少し人を写してますが、もう少し撮影場所に気を使うだけで、人が多くても関係なくなりますw

基本スペック

EF70-200mmにも、F4とF2.8がありますので、2本を比較しつつ基本スペックを紹介します。

70-200mm F2.8L II 70-200mm F4L
発売 2010年3月 2006年11月
実勢価格(価格.com)
*18/6/18現在
197,486円 105,029円
重量 1,490g 760g
最小F値 F2.8 F4
フィルター径 77mm(※) 67mm
手ブレ補正 有り 有り
最短焦点距離 1.2m 1.2m
※フィルター径77mmは、いわゆる大三元レンズに分類される「EF24-70mm F2.8L II USM」や、このレンズ「EF70-200mm F2.8L IS II USM」などで使用されるサイズ。
つまり、各レンズでフィルタを使いまわす事が出来るというメリットがあります。

このレンズのよかった点

AFが早い


とにかくAFが早くて正確です。

さすがは、キヤノンが誇るLレンズといったところ。

言葉だと説明が難しいですが、半押しすると、スーッと静かにピント合焦がはじまり、ビタッと決まる感じ。

もちろん望遠ということで、近くのものにピントを当てようとしているのに、遠くのものにあってしまう事などは多々あります。

しかし、「撮影距離範囲切り替えスイッチ」を正しく設定することでAFが早く、正確になる補助機能がついているのが少なからずいい動きをしているのかな、という感じ。

そのあたりのケアもしっかりとされているのも良い点ですね!

適当に撮っても最高の仕上がりに


構図を決める上で、じっくり時間をかけて撮影したいときもありますが、何気なくシャッターを切ってみたい時というのもありますよね?

このレンズを使う時にびっくりしたのは、適当に撮ってもめちゃくちゃキレイに撮れるということ。

そりゃいいレンズなので、プロの人が使えばスーパーウルトラ心が動かされるようなすごい写真が撮れるのは分かってるんですよw

でも、このレンズは初級者~中級者の人が使ったとしても、めちゃくちゃ良い写真が撮れるポテンシャルがあります。

そんな意味でも、「初心者だから白レンズは早いかも・・」とか、気にする必要は全く無いです!むしろ初心者にもおすすめ出来ますw

ただし、価格面だけは初心者ではないので注意が必要ww

ボケがきれいに出る


ここは当たり前っちゃ当たり前ですが、ボケがとてもきれいに出ます。

もともと、ボケが出やすい条件というのは、大きく3つ。

  1. F値が小さい方がボケやすい
  2. 焦点距離が大きいほどボケやすい
  3. 撮影者と被写体が近いほど、被写体と背景が遠いほどボケやすい

この中で、1と2は特に影響が強いので、EF70-200mm F2.8L IS II USMではボケが強く出るのです。


ボケの種類もいろいろありますが、このレンズでは非常にきれいな円形のボケが出るイメージ。

雑にいえば「良い子ちゃん」ですが、良い子ちゃん上等ですw

癖が強いボケがほしければ、オールドレンズなどに手を出せばいいだけですからね!

嫁ちゃんが可愛く撮れる


仲良しですまんな!!


こんなふうに、後ろからセンチメンタルな1枚もバッチリ。


と思いきや、正面からの1瞬も、当然逃しません!

AFが早いと助かりますw


こんな感じで、ポートレートがあまり得意でなくても、嫁ちゃんを撮影した時に可愛く撮れますww

「嫁ちゃんが」と書いているものの、広い意味だとポートレートも撮りやすいという事になります。

バストアップなんかの写真を撮るのには、もってこいなのでは。

あとは、限られたスペースから被写体を狙う、撮影会のようなシーンでも、焦点距離を変えられるというのは大きなメリットです。

ちなみに、私は家族写真にもオススメだと思ってます。


全然知らない方ですが、昭和記念公園で撮影した写真。(これ俺や!という方がいたら、元写真提供いたしますw)

こんな風に、家族での思い出を、ちょっとオシャレな写真に収める時にもオススメです。

フィルター径が77mm


EF16-35mm F4Lと同様、フィルター径が77mm。

ケインコスギ風にいうと、「77 is a magic number」です。

いや、縁起が良いとかそういう話ではなく、77mmというフィルター径は、いわゆる大三元レンズで採用されている事もあり、今後レンズを買い増しを考えた場合、使い回せる可能性の高い(汎用性が高い)径です。

ただ、いろいろなフィルターを使いまわす事が出来るものの、このレンズはフードが長めなんですよね。

なので、PLフィルタはフードが深く、フィルタ本体を回しづらいので注意が必要です。

フィルタをあまり使用しない方は、PRO1Dなどの保護フィルタを付けておく方が良いでしょう。

防塵・防滴


プロが使用する過酷な環境に耐えうるために、防塵・防滴機能が強化されています。


実際、トライアルというバイク競技で写真を撮影した時が、小雨の中での撮影でした。

こまめにタオルで拭っていたというのも、もちろんありますが、その後、動作に異常はでていません。

雨の中の撮影って面倒だし気を使うんですけど、その分いつもと違った写真が撮れる楽しさもあります。

梅雨の時期に、雨粒の付いたあじさいを撮影したりするのも楽しいですからね!

あくまで防滴で、防水ではないです。その点だけは注意が必要かもしれません。

防塵については、レンズを交換したりする以上、100%入らないという事は無いと思いますが、現状はゴミが入り込んだりしていた事は特にありませんので、そこもある程度は防いでくれてるのかな、という印象。

このレンズのイマイチな点

あんまりイマイチ、と思うところはありませんが、あえて書くなら、というところで。

ズッシリ感じる重量


EF70-200mm F2.8L IS II USMの重量は約1.5kg。5D3と合わせると約2.5kgの重量となります。

他にレンズを持っていく事も想定すると、結構疲れるレベルの重量感ですね。

でも、「重いなぁ」と感じるのは最初だけで、しょっちゅう持ち歩いてると、気にならなくなってきますw

筋力パラメータが強化されてるだけかもしれませんけどw

あとは、伸縮エアーストラップみたいなストラップにすることで、長時間、肩にカメラの重さが乗っていてもマシになります。

重さが気になる方は、試してみてみるのも良いですね!

実際、伸縮エアーストラップを使っているのですが、肩への負担はかなり減っています。

価格は高い


いくら市場価格は下がってきているとはいえ、パソコン1台買えちゃうお値段。

ただ、よく言われることで「カメラ本体は消耗品だがレンズは資産」という言葉があります。
いやいやwww本体も立派な資産だろwww

というツッコミは置いておき、確かにレンズは他の本体に変えても使い回せたり、将来的に長く使い続けることが可能。

「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ」という金言があるように、金額面だけが引っかかっているのであれば、頑張って購入する事をオススメします!

また、純正という強みがありますので、本当にダメだったらドナドナしてしまうという選択肢もあります。

レンズの買い取り価格って、結構高いですからね。

胴体が長い(目立つ)


photo by @caramelcapcap

あまりデメリットでもないかもしれませんが、胴体が長いので威圧感がヤバいです。

ディズニーランドに持って行くと「え!?ガチの人だ・・・!」と言われ、Dオタと間違われる可能性がありますw

それは冗談としても、街ナカなどでは変に目立つので、使いづらい場面もあるかもしれません。

スイッチ群がちょっとユルめ


このレンズ、スイッチ系が4つもついてます。

  • 焦点距離切替→1.2m-無限遠、2.5m-無限遠の切り替え
  • AF/MF切替→AF/MFの切り替え
  • スタビライザー(手ぶれ補正)ON/OFF→手ぶれ補正のON/OFF
  • スタビライザーモード切替→1:通常/2:流し撮り

これがなかなかくせ者で、気づいたらスタビライザーがOFFになっていたりしますw

撮影前に、気をつけてみているのですが、たまにOFFのまま撮ってたりします。。

ここだけはちょっと、OFFになってると切なくなりますねw

レンズフィルターがあるとベター

これだけ高級なレンズということで、PRO1Dなどの保護フィルタがあると安心です。

前玉は傷つきにくいですが、誤ってなにかにぶつけた時など、保護をしてくれるのはフィルターだったりします。

実際、友人の付けていたプロテクターが目の前でこっぱみじんに砕ける場面に遭遇したことがあります。

プロテクターだったから良かったものの、前玉とかだったら・・・((((;゚Д゚)))) という感じ。。

過信は禁物ですが、3,000円程度である程度の衝撃や傷などは予防できるので、つけておくことをオススメします。

保護フィルターっていろんな種類がありますが、やっぱり安心のケンコーが個人的には好き。

F4かF2.8か

ここまでレビューしてきたのはF2.8ですが、逆にF4はどうなのか、という点。

結論から言ってしまうと、私はF2.8を選ぶことをオススメします。

なぜなら、大は小を兼ねる理論で、F2.8はF4としても使用できますが、F4はF2.8として使用する事はできないからです。

F4のほうが軽い上に安い。さらに、F4でも事足りる場面の方が多いのも事実です。

しかし、その1段の違いで後悔したくないので、私はF2.8を選択しました。

重量と値段さえクリア出来るのであれば、F2.8を選択しちゃいましょう!

2型か3型か

私がもっているのは、いわゆる2型であるEF70-200mm F2.8L IS II USMです。

まずは、両者の比較から。

70-200mm F2.8L II 70-200mm F2.8L III
発売 2010年3月 2018年9月
実勢価格(価格.com)
*18/6/18現在
197,486円 262,263円
重量 1,490g 1,480g
最小F値 F2.8 F2.8
フィルター径 77mm 77mm
手ブレ補正 有り 有り
最短焦点距離 1.2m 1.2m

スペック表を見ましたが、すでに2型を持っている方であれば、あえて買う必要は無いかな、という感じ。

逆にこれから買う人であれば、値段重視なら今だからこそ2型、新しい方がよければ3型、です。

逆に、約6.5万の違いを「安い」と感じるか「高い」と感じるかw

もし私が持って無くて、新たに購入するのであれば、3型買っちゃいますけどねー。

なんだかんだ、8年ぶりのリニューアルということもあって、カタログスペック上はあまり変わらなくても、期待値高めなので。

作例

すでに数年所持してますので、適当に何枚かピックアップしました。

季節感は無視、そして趣味全開ですが、ご容赦くださいww


昭和記念公園にて。ちょっと時期を逃してしまった銀杏並木の外側w


六本木ヒルズ 森ビルから東京タワーを臨む。

アーバンナイト感が良く出てますw


巾着田の彼岸花。最近行ってないので、今年は行きたいなー。


どこぞのコスモス。下から煽るようにして玉ボケを作ってます。


どこかの野良猫ちゃん。かわいい。


ひたち海浜公園にネモフィラか、コキアを見に行った時のもの。

噴水の虹がきれいでした。


こちらもひたち海浜公園のコスモス。どこを切り取ってもカラフル。


おそらく、昭和記念公園の紅葉。

紅葉シーズンが、一番真価を発揮するタイミングかもしれません。

ただ、クローズアップするため、「どこで撮ったのか分からない」という現象が多発しますw

裏を返せば、「どこでも撮れるような写真になる」ということなので気をつけねば。。


長谷寺のお地蔵さん。ふんわりしてる雰囲気にいつも癒やされます。


昭和記念公園の銀杏・・・だったと思われる。。

これは珍しく、PLフィルターを付けて撮影したものです。彩度などはほぼ弄りなし。


嫁ちゃんにプロポーズした時のダズンローズ。

室内で70-200mmぶん回すのは、ちょっと大変ですw


こちらはマザー牧場にいる、「天空のヤギ」です。かわいい。


桜の時期の千鳥ヶ淵。Lrで霞を取り除いてますが、この日は小雨が降っていて、結構もやってました。。


自転車競技のツアー・オブ・ジャパン。大井ふ頭で毎年開催されているレースです。

選手たちは30~60km/hで道路をぐるぐる回るので、安全のために道路には立ち入れません。

そんな時にも、望遠が役にたちますw


昭和記念公園の新緑銀杏。


みなとみらいで見かけた・・・この子はなんでしょうかw 


どこかの駐車場で見かけた、イカつい猫。かわいい。


飛行機の上空から撮影した積乱雲。


最近、CNNに紹介されて一気に人が増えた、わが故郷、山口県の元乃隅稲成神社の鳥居。


おなじく、元乃隅稲成神社の鳥居です。

先ほどの写真では上から撮ってましたが、歩いて下る事も可能。

ただ、階段が急だったりするので、ヒールなどの方はご注意を!


山口県の角島大橋。

通常であれば正面から撮影するのがテッパンですが、こちらから見ると道の長さがよく分かりますね。


JACOB’S CREEKアンバサダー企画でいただいたボトル。

これも、山口で毎年キャンプに行っている海での写真。


苔部。これは鎌倉のお寺だったと思います。。


川越の氷川神社にて。夏の時期に開催される縁むすび風鈴。


たくさんの風鈴が吊るされていて、風が吹くたびに心地よい音がなりひびきます。


座間のひまわり。
ここ数年、この画像をiPhoneの待ち受けにしてますw


猫カフェmochaの子。かわいい。

俺の方がもっと上手く撮れるぜ!!だからこの記事みて買ったった!!という方がいれば、ぜひ作例をお待ちしてますww

さいごに

このレンズを持ち歩くと、とても重いので疲れがどっときます。

しかし、それ以上に写真を撮る楽しみを、再発見させてくれたレンズです。

私も、日常用途としてはオーバースペックかもしれませんが、写真に正解は無いということで!

もっと技術を磨いて、白レンズのチカラを更に引き出せるように、頑張りたいと思います!

まとめ
  • 重くて高いけど、おすすめです!大きなデメリットはそれくらい!
  • 写真を撮るのが、更に楽しみになる!
  • 風景、ポートレート、なんでもござれ。スーパーバランス取れたレンズ。
  • さあ、ボーナスでIYHしましょう!
もふ
早めの段階でこのレンズと出会えたのは、とても良い経験になってます!
もっと一杯写真撮るぞー!
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ABOUTこの記事をかいた人

山口県生まれのSE兼、ITコンサルリーマン。 「あなたがまだ知らない素敵な事を知って欲しい」という思いからサイトを立ち上げました。 写真撮影(キヤノン)したり、お酒全般(特にワインとスコッチ)を飲んだり、美味しいものを食べたり、旅行に行ったりするのが好き。 水玉柄や幾何学に萌えるタイプ。